7分の1のスキ。



「てかさ」


あたしに響く三木くんの声。


「うん?」

「ここ、公園だよね…」


ほんとだ、なにやってるんだ。

こんな公共の場で。


「うん………はなれよっか…?」


離れようと、三木くんの体を軽く押す。


けど、三木くんに断られて離してもらえなかった。


「だーめ。もうちょい充電」





あたしたちは

また笑って。



あぁ、なんで
こんなにも、



あたたかいのだろう…