7分の1のスキ。



正確には、頷く前に三木くんに包まれたからはっきりとは頷けなかったんだけど……



ふわり、と香るいつもの匂い。

三木くんのカラダの熱。


三木くんの鼓動。

体で感じながら、静かに目を閉じる。



「まじ……うれしっ」





その声は震えていた。



『ありがとう』
そう伝える様に、三木くんの背中に手を回した。




これからは、

どんな時だって笑っていられる。




三木くんのそばにいるから…___