7分の1のスキ。



「あははっ、はは…っ」



笑いが止まらない。



変なキノコでも食べたかの様に。



…だって、おかしいんだもん。

三木くんがあんなに真面目な顔をして…




「うえ………はら…?」


ポカン、とした顔であたしを見つめる三木くん。

その姿がまた面白くて…


「ふっ、あははははっ」



これってもう、本気でキノコ食べちゃったんじゃないの?


「ちょっ、オレ真剣っ!…なんで笑う!?」


「ごっごめん…だって、おもしろくて…っ」



「は…はぁ!?」


三木くんはすごく動揺してる様子。

そんな三木くんを見ていても含み笑いを我慢できずにいるあたし。