7分の1のスキ。


三木くんがあたしの肩に手をおいたまま、いままでに見たこともないような真剣な眼差しで見つめてきた。



三木くんらしくない、

って思った。



三木くんは笑ってる方が似合うのに。


それを考えると、あたしに込み上げる変な感情。





「ぷっ」



ごめんなさい、三木くん。

だけど…
吹き出さずにはいられなかったの。


「え?」


そりゃそうだよね。え?、ってなるよね。
人の告白最中に笑うって…

どんだけ失礼なんだ。



わかってる…んだけど………