愁洩 「………」

恋嘩 「…ありがとッ…大好き……」



そして恋嘩は…ゆっくり目を閉じた…。

もう一度、目を覚ますかのように、笑顔で…。



愁洩 「……恋嘩…?」

『………姫???』

美蘭 「恋嘩ッ…」

徹哉 「………まま?」

恋嘩 「…………」



仲間達の呼びかけに、恋嘩は…なにも答えなかった…。



愁洩 「嘘だろッ?!おいッ!起きろよ恋嘩ッ!!!」

恋嘩 「――――――」



笑顔で…涙を流したまま、眠っている恋嘩。
今にも起きそうなのに…起きることはない。



愁洩 「恋嘩ッ…恋嘩ッ…(泣)」

「そんなッ………ありえねぇッ…(泣)」

美蘭 「いやよッ…恋嘩ッ…(泣)」

徹哉 「……???」

愁洩 「恋嘩――――――――ッッッッッ!!!(泣)」