『なぁなぁっ!』

「…」



…まさか俺に話しかけてるなんて思わんかった。



甲高い声が聞こえて..
うっとーしいとさえ思った。





『なぁってば!』





気づくと、俺の前に1人の女がふてくされたよーな顔をして立ってた。



その女は、身長は俺の肩より下くらいで小さくて、髪は少し茶色のミディアム。


くりっとした目で、ガキっぽい雰囲気やった。





…俺かよ。
なんやねんいきなり…

…って…俺!?



『無視しんといてーやっ!!あたし、恋嘩ってゆーねん!よろしくっ♪』





…は??