愁洩 「…なにしてんだ…てめーわよぉ」
恋嘩 「愁洩…?なんで…」
目の前に現れた愁洩を見て驚きが隠せない恋嘩。
愁洩 「おっさん…酔ってんなら俺が手錠かけて川にぶち込んでやろーか?あぁん?」
「ひッ…ひいぃいぃぃ」
酔っ払いはフラフラ転びながら公園を飛び出して行った…。
愁洩 「…はあ〜ッ。」
恋嘩 「しゅッ…愁洩ッ…」
愁洩 「だぁ〜れが「どーしよーもないバカ」だって?」
恋嘩 「うぁッ…そ…それは…」
愁洩 「…つーか独り言とか怖ぇーし(笑)」
恋嘩 「…///」
愁洩 「…ほら。立てよ。」
愁洩が恋嘩に手を差し出した。
愁洩の顔を見ながら、その手に掴まって立ち上がる恋嘩。
恋嘩 「イタッ…」
愁洩 「…?…あーぁ。血ィ出てんじゃん。」
恋嘩をベンチに座らせて、しゃがみ込んで恋嘩の膝を見る愁洩。
愁洩 「酒なんか飲んで酔うからんなことに゛ッ…」
恋嘩が急に身を乗り出して、愁洩に抱き着いた。
その衝撃で、2人一緒に地面に倒れ込む。
愁洩 「い゛ってぇー!!いきなり何すん…」
恋嘩 「ひッ……しゅーえーッ…」

