愁洩 「…つーかなんでこいつは恋嘩の上にのっかかってたんだよっ!!」

「うげっ…」



愁洩が男を蹴ると、一度目を覚ました男が、もう一度気絶した。



愁洩 「なんもされなかったか!?」

恋嘩 「ここ!!腕ひねり上げられて…押されて頭ぶつけた!!」

愁洩 「うっわ…アザできてんじゃん…たんこぶとかできてねーか?…一発絞めとくか…」

恋嘩 「うーうんっ!!最後に仕返ししたから大丈夫だよっ!!」



本気で絞めようとしている愁洩の腕を笑いながら掴んだ。



愁洩 「…でもよっ!!俺の気がすまねー!!恋嘩を傷つけやがって…」

恋嘩 「大丈夫だって!!それよりさっ!この2人、あたしがやっつけたんだよ☆ねぇ?すごぃ?すごぃ???」

愁洩 「あぁ…すげぇすげぇ。さすが恋嘩だなw」

恋嘩 「えへへッ…へッ…へっくしゅ!!!」

愁洩 「…はぁ?!おめぇ…よく見ればびしょびしょじゃねーか!」

恋嘩 「水ぶっかけられた☆(笑)」

愁洩 「ぶっかけられた☆じゃねぇ!だーもー!!!早く着替えろって!」



愁洩が恋嘩の服を脱がす。



恋嘩 「んー…冷た…(笑)」

愁洩 「んっっとにおめぇわぁ…心配ばっかかけやがってえ!」

恋嘩 「えへへ(笑)」

愁洩 「えへへじゃねーよ…ったく…(笑)」



ダダダダダダダ―――

走ってくる音が聞こえ、喧嘩を終えた仲間達が部屋に入ってきた。



燵弥 「無事かぁッ?!?!」



恋嘩が声のほうを振り返って、ピースと笑顔を向ける。



恋嘩 「無事っw(笑)」

『ゲッッ/////』

愁洩 「だぁー!!!おめぇ服服!!!(汗)」



服を脱がせたばっかりの恋嘩の体を、愁洩が慌てて隠す。



恋嘩 「あ…。あはは(笑)」