少し、さっきのところから離れて小さな部屋にエンと老婆。そして、泣き崩れた女がいた。
「説明できるかのう?」
「はい。これは…計画です」
「計画とな?」
老婆は、真剣な表情で女を見ていたが、エンはそっぽを向いてつまらなそうにしていた。
「おい、エン。お前さんのことじゃよく聞かんか!」
「いてっ! 何すんだよ?」
杖でエンの頭を叩く。
「聞け」
「へいへい」
エンは半分つまらそうにだるそうに聞いた。
「……その態度が気に入らない!」
女は、いきなりエン目掛け手を出したが、あっさりかわされた。
「何だよ? 今のパンチ? 全然弱いね」
見下したかのように笑う。
「このぉー。やっぱりあんた本当に……!」
「やめんか。このバカども」
老婆は、二人の頭目掛け杖を振り回す。
「痛っ!」
「チキショー…ババアがいること忘れてた…」
「ふんっ! それで、お前さんどうしたのじゃ?」
老婆は、女に問う。

