「さっきの何よ? あんたも、エルフなの!?」
少女が驚いたように聞く。
「違うよ。僕は…」
「そっちの質問よりこっちの質問に答えてもらうおうか? 敗者は勝者の言うことを聞くまでだ」
「…確かにな…いいよ。そっちの質問に答えてやる」
シトと言う少年が答える。
「ちょっと! また、勝手に決めないでよ」
「お前こそ、魔法なんて使わなきゃこんなことにはならなかったんだよ!」
「あんたこそ! 先にこの人たちに手をつけたでしょ!?」
「お前が…!」
「あんたが…!」
長い討論が続いたが…
「お前らいい加減にしろよ…兄妹ゲンカは、よそでやれ!」
少女が出した氷の剣を彼らに投げつけた。

