トーヤとリクは、自分達のアジトから離れたところにいた。
「あの子たちだよ!」
トーヤが、指差す方をリクは見て近づいた。
とりあえず、行きを確認するため、男の口元に手を近づけた。
「生きてる。大丈夫だ」
トーヤが、ホッとすると少年の方が急に立ち上がった。
「リク兄!」
「こいつが殺されるのが嫌なら、チビ…食べ物を持ってこい」
少年がナイフで、リクの首を切ろうと近づけたが…
「…悪いな。そんなお行儀が悪いやつに、食べ物を与えるほど、おいら達もヤワじゃないもんで……トーヤ、こいつを押さえてろ」
一瞬の隙を見て、リクが、ナイフを持ち少年が何も出来ない状態になった。
「う、うん…な、何するの?」
「何って………」

