「お前さんの父親は、どうやって王都を一瞬でなくした?」
さっきの話からすると…
「強力な炎?」
「そうじゃ。お前さんは普通の人間じゃない」
一気に静まり返る。
「は? どうゆうことだよ?」
混乱を招く…老婆は、その覚悟で言った。
「お前の父親はな、契約したんじゃよ」
「何と…?」
「四大のリーダー・"炎"…とな」
「それが、俺が普通の人間じゃない理由か…?」
「言っておくが、父親が契約した"炎"とは一生付いてくる。子が生まれればそやつにつく。一生外れないんじゃよ」
エンは、目を見開いた。
「…俺は一生この力に振りまわせられながら生きてくのかよ」
「じゃな………」
老婆は、小さく頷いた。

