「は? ちょっと待てよ。ババアは、俺の親父の母親で…」
「うむ」
「俺は親父の息子だから…」
「じゃの」
エンがいきよいよく立ち上がる。
「俺はババアの孫かよ?!」
「ババアは、よさんか!」
老婆は、杖でエンを叩く。
「いて…何回殴ってんだよ! ババ…ばあちゃん!」
老婆は、杖を納め「それで、いいんじゃ」と笑った。
「…俺、ばあちゃんに助けてもらってたのかよ」
「そういうことななるな。それより、これじゃ…」
老婆は、エンに投げつけるような"ある物"を渡す。
「…おっと、危ねぇ。何処に人に向かって剣なげるやつがいるんだよ!?」
「お前の剣じゃ。昔、お前の父親が使っていた」
鞘を抜き剣を見る。
「親父が? これをどうしろと?」

