「なんなのよ…皆一体どうしたの?」
女は、とぼとぼ歩き家に帰っていった。
家に帰るととんでもない人がいた。
「…この家のものか?」
騎士だ。
多分、王都から来たのだろう。
「ええ、そうよ。騎士が、何かよう?」
一人の騎士が、もう一人の騎士を見て頷いた。
「……お前、息子が居るな?」
「ええ。居るわ。それが?」
「王都に訪ねてきた」
王に、会うと行ったのだから当たり前だろう。
「ええ。知ってるわ。王様に会って願いを叶えてもらうと聞いたわ」
「王殿は、拒否された」
「えっ…」
女は言葉を失ったが、騎士は続ける。

