優「時雨ちゃん大丈夫?
気持ち悪いとかない?」
時「まだ少しなんで大丈夫です」
優「そっかでも無理しちゃだめだよ?」
時「はい。」

と言ったものの学校に居たときより
体が怠い でもあと少し‥

車で走って15分私のかかりつけ
[紫銅記念病院]に着いた。

はぁーさっき無理したせいかな?
目眩強くなってる、熱上がったかな‥


優「ちょっと車で待ってて?」
時「あっはい」

はぁ、また来ちゃった。高校に入ってから
熱も喘息もほとんど出ず2ヶ月に1回に
なった定期検診にしか来てなかったのに‥

優「時雨ちゃんお待たせ、これ乗って?」

湊先生が持ってきたのは、車イス

まぁ怠いしいいか、

優「じゃあ彼方の所行くね?
今言ってきたから」
時「はい、お願いします」

車イスに乗って病院の中に入った。

中に入ると消毒液などの病院独特の匂いが
した。長く通っているせいか皆が嫌と言う
この匂い、私は別に嫌いでもなかった


優「受付してくるからちょっと待ってて?」
時「ありがとうございます」と言って

保険証と診察券を湊先生に渡した。


あぁ やっぱり怠い‥
何でこんなに体弱いんだろ
早く治って部活にも出たいな♪

受付を終えた湊先生が戻ってきた


優「時雨ちゃんお待たせじゃあ行こっか♪」


車イスで移動すること5分、
紫銅先生の診察室に着いた。

コンコンッ


彼「はい、どうぞー」
優「失礼しまーす」 ガラガラー

中に入ると紫銅先生の姿があった