それからなにもない静かで平和な一日が過ぎていった。 いつものように資料室でゆっくりしようとしていると、昨日のことが頭によぎる。 また いるのかもしれない。 今日は屋上にしよう。あと 数歩で資料室だったため、早めに思い出せてよかった。 何て思っていると 『ねぇねぇ、君きのうここにいた子だよね?』 『……へ??』