君と金魚、夜






「はい」




テレビを見ながら数分待っていると、洸人さんがお皿を持ってくる。




「あり合わせで作ったパスタ」


「美味しそう…」


「こんなんじゃお礼っていうか罰ゲームだな」


「そんなことないですいただきます」




あたしはフォークを手にとって食べる。




「美味しい」


「よかった、水希のそういう顔見たら安心するよ」


「洸人さん料理出来るんですね」


「たまにしかしないよ?掃除も洗濯もそんなにしないし」


「一人暮らしなんだからしっかりして下さいね」


「何女子高生に叱られてんだろ」




そう言って洸人さんが笑った。