電車の中。


あたしは好きな音楽を聴きながら電車に揺られていた。


何かが満たされていた。


何も成し遂げていないけど、何かが進んだ気がする。




鈴波洸人さん…。


あたしの事は話したのにまだ洸人さんの事は知らなくて、もっと知りたいと思った。




今度会う時は『お礼』としてご飯を食べに行くのかもしれない。


また会えるかな。