君と金魚、夜




華はジュースを買って1人で教室に帰った。


あたしは海先輩と2人。



「海先輩、2人で話せる場所に行きませんか?」


「何?告白?」


「違います」


「知ってるよ、芸術棟でも行く?」



あたしは海先輩の後をついていく。


芸術棟は文化系の部活が放課後使ってるだけで、昼休みにはほとんど人は来ない。


あたしたちは廊下に立っていた。