君と金魚、夜





洸人さんの部屋に行くのは2回目。


相変わらず高級マンション。


エレベーターで2人になった時、そっと手を繋いでくれた。



「社会人と女子高生が外で手繋いでたらいやらしいだろ?ごめんな」



謝って欲しいわけじゃない時も、洸人さんは謝ってくる。


やっぱり大人になればどう見えるかを気にするのかな。



「俺だって別に欲がない訳じゃないから」



洸人さんは手を強く握る。


やっぱり好きだって思った。