「水希ちゃんどうしたの?」 華ちゃんがあたしを覗き込んでくる。 「あっ、何もないよ…」 「もしかして水希ちゃんが見てるのあのカップル?」 「カップル?」 たぶん洸人さんと女の人。 女の人も可愛くてフワフワしていてカップルって言われてもおかしくない。 というより、カップルそのものだ。 「美男美女カップルって感じ!憧れる!」 華ちゃんが言う。 確かに美男美女…。 その瞬間下を向いてアクセサリーを選んでいた二人が前を向く。 あっ。 「うわっ目合っちゃったよ」 「華ちゃん、それ買う!」