君は私の太陽だ

なんだかんだで…。

智美ちゃんに言わないまま。


かず君のお見舞いと智美ちゃんの告白の日が来てしまった。


そろそろ、帰り支度を始めてるみんな。


智美ちゃんに、言わなきゃ!


明らかに朝から緊張しているみたいで声をかけづらいじゃん!

愛子も、この件に関しては。
全否定だし…。


やっぱり、まずいかな?


「智美ちゃん…?」


智美ちゃんが、真ん丸な目を何度も瞬きしながら、


何?って顔をした。


言わなきゃ…


「今日、告白するの?!」


覚悟を決めたと言った智美ちゃん変わらないよね?


「それがね、どうしようか…?迷ってるんだ。」


意外な返事で、ほっとする私がいる。


「そうなんだ。」


「病状も心配だし。伝言の相手が私だったと分かれば今日は、満足だし。」


「そうだよね!旅行の誘いもあるしね?」


生憎、武司君と渓君達が一緒に来てくれるから旅行の話は、しやすい。


そして。


ちょうどいいタイミングで武司君達が、来た。


「じゃっ!行きますか!」


智美ちゃんの、緊張感が私まで伝わる。


隣には武司君。


近いんだけど。


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