君は私の太陽だ

タイミングって、難しい!

智美ちゃんに、なかなか、話しかけられない。

違う、女の子達と一緒に、行動しているし。

私って、新しいクラスので、女子の友達って……

いないんじゃない?

なーんか、憂鬱だったりして?

私って、自分から友達作ろうって、すぐに行動起こせないんだよね!


面倒臭い訳でも、ないんだけど…。

気が合わないのに、合わせる事が好きじゃないんだよね。


愛子は、私がいつも一人ぼっちで…。


話しかけたら、案外?


面白い子だーって、言っていた!


私も、愛子のさっぱりした性格が好きで、気が付けば、私たちはいつも一緒にいた。


相変わらず、智美ちゃんはみんなと一緒に居て…。


なんだか。


淋しいんだけどっ。



昼休み。

愛子と変わらず、学食にいた。

「智美ちゃんと話した?」

私は、首を横に振る。


「まずいの?」


「まずくないよー!美味しいよ。」


私は、ご飯を口にする。


「そっちの?まずいじゃなくって!」


愛子が呆れた顔をし、そして、

「トイレの会話が!って事だよー。美佐……大丈夫?」


「あのね?」


私は、声を小さくして、智美ちゃんは、かず君の事を好きなんだってことを、話した。


「そうなんだ!」

愛子は、頷いた。


「トイレで智美ちゃんが、怒るよーな事話したかな?」


「嫉妬じゃない?」


愛子は言った。

「嫉妬?」


思わず、大きな声を出してしまったりして…!


「美佐から、振ったのにさっ!もう?違う男を好きになっちゃってるって!思ったら、怒りが込み上げてきたんじゃない?」

そうなの?


愛子の言ってる事、妙に納得するんだよね!


「智美ちゃんから、美佐に直接付き合ってるか?って聞いてくる位だから。
度胸あるよね!あの子」

愛子は、相変わらず大食い!

機嫌よいんじゃない?

昨日の、説教愛子じゃないし。
朝から、テンション高かったし。


私は、愛子を見つめる。


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