君は私の太陽だ

「あぢぃ〜!」
かず君が、大声で叫んだ。
「夏だからね!」

皆、同じ事言ったけど、

「俺、入院生活長かったから、日光苦手!」

智美ちゃんが、クスクス笑う!
電車を降りた私達は、旅館の送迎バスを待っていた!
「部屋は、三つ予約してあるから!」

愛子が言ったけど?

「三つ?どういう、振り分け?」

渓君が、突っ込んだ!

そうだよね?

そういえば決めてなかったかも!

幹事の愛子に、任せっきりだったかも?

「もしかして?愛子と誠先輩だけ!一つ部屋?」

渓君がからかう。

「そうしたいのは、渓じゃないの〜?」

やっぱり?
愛子には、敵わない。

「一日目は、女子が四人で!二日目は交代すれば?」
武司君が、言った!

私は、なんでもいーし。

結局、皆!武司君の意見に賛成した。

バスから、5分もかからないうちに?

旅館に着いた!

海が見える、部屋で!

私達、四人は…!

子供のように、はしゃいだ!

愛子が、

「来ちゃったね!頑張りなよ!」

根岸さんに?

聞こえないように。

囁いた!

「分かってる!だけど、緊張してるよー」

「泣いても?喚いても?
帰れないよ!それか!私?言っちゃていーの?」

私は思いきり!

首を、大きく横に振った。