君は私の太陽だ

目を覚ましたら?

武司君と、愛子が!

横で、呼んでいた。

もしかして?!

私…?寝ちゃった?

「昨日、眠れなかったの?美佐ちゃん?」

武司君が、ニヤニヤして言うし!

愛子も?

「凄い寝言だったし!」

マジで?

思わず、口に手を当てる!
「嘘よ!!」

愛子は、
「もうすぐ着くよ!」
と、言いながら、誠先輩の横に座った。

「もう!愛子ったら!」

膨れっ面をしている、私の横には?

武司君が、また!ニヤニヤしているし!

ヤバイ!寝顔見られた!

確かに?昨日は、緊張して寝るのが、遅くなった。

本当に?
寝言、聞かれたかな?

「私?何も言ってないよね?」

「あー!大丈夫!言ってないよ?よく、寝てたよ!
俺が、なんか?言ってたかも?」

「…?」

武司君は、荷物を棚から、下ろしながら言った。

何だか恥ずかしい。

窓を、見ると遠くの方に!
キラキラ光る海が見えた!
「綺麗…!」

来ちゃったんだ!

私達の、待ちに待った、旅行が!

そして!

私の、横にいる好きな人は
「最高だね!」

素敵な笑顔で答えた!

武司君も?

最高だよ!

海を見ては?

さっき見た、夢を思い出していた!

誰だったんだろう…?