君は私の太陽だ

渓は、俺に

「今回の旅行で決める?」
そういえば…?
先輩に、告白宣言しちゃったけど!

渓に?
話していなかった!


「もう隠す事出来ない!」

そう言うと、

「頑張れ!後悔すんなよ!」

背中を叩いた。


「何?二人でコソコソしてるの!」

愛子が後ろから、声をかけてきた!

「武司の、拷問だよ!」

渓が、笑う!

「いーじゃないの!ラブラブなんだから?」

そう言って、トイレへと、消えた。

「早く戻らないとな!」

俺は、根岸さんを頼んだ!なんて?
一応、バイトの先輩だからと言って席に戻ろうとした!

そしたら?

「美佐ちゃん!パン屋にちょくちょく通ってるみたいじゃん!」

耳元で、渓が囁いた!

一瞬で、耳が赤くなる!

ったく!
嬉しい事、言ってくれるじゃないか?

席に戻ろうと近づいたら?


「…美佐ちゃん?」


美佐ちゃんは、窓に頭をくっつけて、寝てる。


気持ちよさそうに!

微妙に?
この電車の揺れが眠気を誘うのかな?


やっぱり?

寝ている顔も、可愛いよ!
俺は、目が覚めないように静かに席に着いた。


そして……。


眠っている彼女に言った。


「好きだ……。」



誰にも聞こえないように!