あれは、私が幼稚園の時だった。 お母さんと2人で手を繋いで帰っていた時の事だった。 お母さんは、いつも仕事が終わるのが遅くて迎えに来るのが少し他の親より遅かった。 いつものように待って お母さんが来て帰っていた途中だった。 時刻は、もう20時をまわっていた。