私の、名前は吉野 遥(ヨシノ ハルカ)。

高校一年生!

どちらかと言うと明るい方。


勉強は苦手…な方かな?

「遥? ねえ、聞いてる?」

「え? ゴメン、ゴメン。で、なんだっけ?」

彼女は、私の、幼馴染みにして親友である、南 和茶(ミナミ カズサ)。私より明るくて、友達も多かった。

「だからー、今日勉強会やろ? って話」

和茶は、呆れて少し苦笑する。

「あ、いいね!」

「ホント、話聞いてなかったんだ…」

「ゴ、ゴメン…」

私は、下を向き謝る。

「いいよ、いいよ! あたしの大事な親友だし、なんたって可愛いんだから!」

私に抱きついてきて、かなり苦しかった。

「か、和茶…む、胸が…」

「ゴ、ゴメン。大丈夫?」

やっと、放してもらったけど、もう少しで死にそうだった。

「大丈夫…いいなー和茶は」

「な、何が?」

「胸が大きくて」

私が、真剣にそう言うと、和茶は顔を真っ赤にして「な、何いってんの?!」といい放った。

私、何が悪いか分からないから、少しおどおどした感じて「え?」とはてなマークを浮かばした。

「こんなとこでそんなこと言わないの!!」

「こんなとこって、学校だよ?」

真っ赤な顔はさらに真っ赤になり、慌てて言った。

「もう、いい! 後でね、遥!」

「う、うん」

和茶が、慌てて出ていったせいか、ドアの音が響き皆、ビックリしていた。



とりあえず、帰るしたくでもするか…