多分見えないようにしてくれてるんだと思うけど、
逆に近すぎてドキドキしちゃう。




「お前も風呂入ってきな。
服とかはあっちに置いてあるから。」




頭をポンポンしながらいう富山くんの髪は濡れている。




「...あ、うん。ありがとう。
早く富山くんもドライヤーで乾かしてね?髪の毛」


「あ?あぁ」




私は胸がドキドキしながら
これは病気なんじゃないかと首を傾げた。