イケメン生徒会☆






「…彩果泣いてる。」


「え」




確かに頬を伝っていたのは涙だった。




「なあ彩果。あれってさ小さい時から使ってたマグカップだっただろ?」


「…うん」


「それも大切にしていたやつ」


「……うん」





私は龍くんを責めないようにと頑張ってたはずだけど、
やっぱり涙は堪えきれない。





「ごめんなさい。彩果ちゃん…俺そんな大切なものだって知らなかった!!お詫びと言ってはなんだけど、俺がマグカップ買うよ!!!」


「…それはだめだな」


「え??将季くんなんで?謝ってくれてるよ?」


「違う。彩果には俺がちゃんとしたマグカップ買ってやりたいんだよ」