「おい、晃樹。彩果は俺と帰るから。」 「あ〜はいはい。 分かりましたよ〜、会長さん」 にやにやしながら、 晃樹くんは私の手を離して富山くんの手に渡った。 「ほら、行くぞ。」 「え。待って、 まだカバンも持ってきてないし…」 「あ?あんなもん、誰かに持ってこさせる。」 そう言って携帯を取り出した。 「…あぁ。友樹??あのさ、悪りぃんだけど彩果のバック持ってきてくれねぇ? あ?あぁ。彩果の家まで。 じゃあよろしくな」