少しだけ肩を落としながら、 保健室から教室まで歩いて行こうとしたその時だった。 『あいつホントちょろいわぁ〜。面白いほどにね』 どこかで聞き覚えのある声がする方へ向かって行く。 ...思い出した。 船越有里だ。 あの一番始めにクラスで誰が犯人か聞いた人。 クラスでは本当に根暗だったのに、 今はブラウスも緩めて化粧をしていた。