それが、私達仲良し3人組の出逢いだった。 それから、私の引っ越しが決まるまで毎日の様に一緒に遊んだ。 私は二人が大好きだった。 意地っ張りだけど本当は優しくて、曲がった事が嫌いな龍ちゃん。 いつもみんなの事を考えて、私の気持ちもすぐに汲み取ってくれる壮ちゃん。 私の中で二人はキラキラ輝く王子様だった。