「てめーが、何なんだ。こんなことして楽しいか?」 龍と呼ばれた男の子は、何だか物凄い貫禄で、ケンイチ君はタジタジになっていた。 「ヒーローぶりやがって!覚えてろよ!」 ケンイチ君は、それだけ言うと逃げていった。 その状況をポカンと見ていた私の元に その龍という男の子はさっきと同じ様にズカズカと歩いてきた。