「そう…なんだ。」 思いがけない壮ちゃんの言葉に私は少しビックリした。 「だって小雪はこの間、龍とデートしただろ?だったら今度は俺とデートしてもらおうと思って。病室だけどね!」 壮ちゃんはニッコリしながらそう言った。 「でっ…デート…」 私は顔が熱くなっていくのを感じた。 壮ちゃんはデートなんてサラリと言えてしまう。龍ちゃんでは想像つかないな… なんて思ってると 「とりあえず、椅子に座りなよ」 壮ちゃんはそう言ってニコニコしながらベッド横の丸椅子を奥から出してきた。