「俺の中では、小雪は大切な存在。 …それと同じくらい龍も大切な存在。」 壮太の思わぬ言葉を飲み込むのに俺は少し時間がかかった。 「…そんなの、俺も同じだよ。…だから、小雪と壮太が幸せになれればそれで…」 俺がそこまで言うと、それを遮るように 「俺は小雪を幸せに出来ない。」 壮太の大きな言葉が病室に響いた。