16歳。ー10年越しの約束ー




そんな気持ちとは裏腹に、あっという間に壮太の病室の目の前に着いてしまった。


小雪がノックをして
「壮ちゃん!」
と、元気な声を出しながらドアを開けた。



壮太はいつものように、ベッドに上半身だけ起こしていて


「小雪!龍!」


と、ニコニコの顔で俺たちを出迎えた。