今日はテスト最終日
そして、検定の日でもあった。
検定の内容はキュウリを二ミリに切るのと、計量する事だ。
そして、そんな日に限ってエプロンを忘れた私、電車に乗ってから気づいた私は思わず友人Hにメールをした。
7月10日 8時16分 友人H
(non title)
―――――――――
エプロン忘れたー( ̄∀ ̄)
と、すると四分後
返事が来た
7月10日 8時21分 友人H
Re:
―――――――――
多分学校にあるよ!
と書いてあり、マジで!と思い
7月10日 8時26分 私
Re:
―――――――――
マジか!
友人H神だわ
と、送ったが、衝撃的な返事が返ってきた
7月10日 8時28分 友人H
Re:
―――――――――
うちは2枚目も持ってないよ!
それか、きっと友人Sがエプロンもってると思うから借りに行きな!
と来たのだ、分かりづれぇよ!!と電車のドアを思わず殴った。
分かりづらい!と送ろうとした、が、何故か自分が考えた文とは正反対の文を送っていた
7月10日 8時32分 私
Re:
―――――――――
ふざけただけだよ
了解
と、あれ?と思いながら、まあいいかと諦めた。
学校に着くと人はあまり居なかった。
それもそのはず、今日は2時間目からテストだから、9時半までに学校につけば良かったのだ。
只今の時間は8時55分だ
そろそろ集まってても良い時間じゃないか?と思うだろう。
私のクラスの半数の人たちはギリギリにならなきゃ登校して来ない。
だから、遅刻が多いのだろうが…
席に鞄を置き中から〇ッキーを出し、友人Yの前へ行く。
友人Yは頭は良いが、ショタコンで、とてつもなく食いしん坊だ。だが、チョコが大嫌い。
そんな友人Yの前でチョコがついたやつを食べようとしているのだ。
友人Yの顔は引きつっていた。
「ここで、その袋を開けたら勉強出来なくなるでわないか!開けるな!」
「……」
私は無言で袋を開けた。
それと同時に友人Yはとてつもない速さで椅子ごと後ろに引きました。
面白いくらいに。
テストが終了した後、友人Yは発狂していた
「これで心おきなくゲームが出来る!そろそろ、禁断症状が出そうだったんだよね!」
と言っていた。