てか、危険だってのもあるけどさ。
それ以上に、その体勢、ヤバくね?
彼女の服装は、ミニスカートにショート丈のコート。
私服だから受験生ではなさそうだが……。
とにかくそんな格好されると、下にいるオレからは、スカートの中が見えそうで見えない、微妙な感じになってる。
いや、この状況。
男だったら目線はそっち行っちゃうでしょ。
不可抗力。
案の定、リーマンのハゲ親父が、彼女の太もものあたり――ミニスカとニーハイの絶対領域――をガン見しながら通りすぎていく。
すげぇエロい目つきで。
あーくそ。
無防備にもほどがあるだろ。
もう!
何なんだよ。
「よっ……と」
オレは塀に手をかけ、体を持ち上げると、その上に乗った。


