1人……か。






姫那はどこだ…?








「あら、豹様。お一人ですの? よかったら私と…」



ニコニコしながら話しかけてくる。











話の内容なんか一切耳に入らないまま


こいつの腕をつかんで睨みつける。



「姫那はどこだ?」



「え…姫那さんなら、さっきお話した後どこかへ「嘘をつくな」



ビクッと体が震える。




「ひ…姫那さんは、体育館の…旧倉庫ですわ」



こいつ……閉じ込めたのか




「二度と姫那に手ぇだすな。もし出したら、おまえ……分かってるよな?」