どうしよう……


心臓が、バクバクしすぎて苦しい。

しかも、昨日から豹先輩の事ばっかり考えてる気がする…。




お風呂からあがってベッドでゴロゴロしながら、頭の中を整理しようとしてる。


……けど




ぅあーっ!!

わかんないっ!!!



こんなにドキドキしたり、男の子のことばっかり考えたりするの初めてだし……


やっぱりあたし、病気なのかも……




どうしたらいいのか分からなくなって、鮎夏に電話する。





「鮎夏ぁあーっ!」


『どしたぁ?』


「あたし病気かもしんない…」


『…はあ?』



恥ずかしいけど、今日の放課後のことや、豹先輩のことが頭から離れないことを鮎夏に打ち明ける。




『昨日から、豹先輩のことばっか考えちゃう?』


「…うん」


『豹先輩の近くにいるとドキドキする?』


「……うん」



『姫那ぁ、それ、恋なんじゃない?」


「えっ…」


ええええええええええええ?!