王子様と眠り姫





「離れたくないの。一緒に…いたい」



それだけ言うと、うつむいてしまった。







……これは

俺がもたないかもしんねぇ…




でも、今は姫那の思い通りにしてやりたいし……



「━━━━ 俺も。」


ひとり悩んだ挙句、俺が返事をすると姫那はパッと顔を上げて嬉しそうに微笑んだ。





「寒いから……あがる?」






姫那は、なんのためらいもなく俺を家へといれる。







……おいおい、いくら彼氏だからって…

ここまで簡単にいれちまっていいものなのか?




心の中で1人葛藤していると━━━━






「おかえり姫那。……あら?」