「実は私、結婚したものの子供が出来なくて。だから、孫を見せるって夢は叶えられなかったけど、梓さんがそんな私を助けてくれました。本当にありがとう。」 「…どうか、父の事をたまにはおもいだしてやって下さい。それだけで、父はきっと幸せですから。」 そう言うと、お辞儀して美佳さんは帰っていった。