手紙を送って一週間後、保おじちゃんからすぐ絵ハガキが届いた。


『あーちゃん、元気そうでなによりです。おっちゃんも元気にやっております。今日はお店の常連の信也君がツケで駄菓子を買わせろと言ってきて大変でした。…』


「あはは。おじちゃん、相変わらずだなぁ」


私はすぐにあの野澤商店の雰囲気を思い出してとても懐かしい気持ちになった。