私が、自分を好きになれないと自覚するのは幼稚園の頃だった。


無邪気な笑顔が咲く、その幼稚園でも私はとある子から軽いイジメを受けていた。


いつもの様に、幼稚園へ向かう道のり

「行きたくないよぅー」

と母にしがみついていた。