でも椎名は周りに自分の弱さを見せない。 校門の100m手前くらいから、 涙をぬぐって走り出す。 そんな椎名の後ろ姿を見送るのも私の日課。 大きくなったなぁ とか思いながら、小さかったころの思い出に浸る。 その時間がたまらなく好きだ。