あの会話をしてからあいつを意識するようになった。


あいつを見つけるたび…

あいつが教室の前を通るたび…

あいつと廊下ですれ違うたび…


いつも心臓の鼓動が速くなっていった。



他の女には一切そんな事はなかった。






俺はあいつに惚れてしまったんだ。