僕のアメ♪

「ごめん。俺、避けてた…」

愛斗は眉を顰めて、苦しそうに声を上げた。

「…大丈夫だよ。慣れてる」

私は愛斗の背中をさすった。

「学校で変な噂が出て、このまま一緒にいたら傷つけると思ったんだ」

「…そっか。そうだったんだ」

私は今まで重かったものを飲み込んだ。そしたら、また止まらないくらいに涙が流れた。

「…守りたかったんだ。ただ、どうしたらいいか分からなくなって足掻いてた。ごめん…カッコ悪いよな。…これからは、俺が美桜のこと…そばで守るから」

「うん…ありがとう」

私は泣きながら、愛斗を抱きしめた。

信じていいんだよね?…信じるよ。

誰が何と言おうと、私は私を見てくれるこの人を大事にしたい。

これからは、独りじゃない…。


《みんなはきっと、これを恋だと言うかもしれない。

でも、今の私には友達という言葉が十分で、この時はきっと

気付いていない…》