昼間、
暑すぎる外気から早く逃げたくて
コンビニの袋をぶらさげて足早に車に向かったら


トウマがイオリの方を向いて手を伸ばしてるのが見えた。

まるで冷凍庫に放り込まれたみたいに体が震えて


でも目をそらせなくて動けない俺の額に
気味の悪い汗が一滴流れた。