「あ、ユウ。」

「なんやねん気持ち悪いなお前ら二人して見つめんなや」


俺よりも少し遅れたユウは
ドカッと俺の横に座り
イオリの煙草に手を出した。

タイミング良く、白く靄(もや)のかかったジョッキが3つテーブルに置かれ
お疲れさんといつも通りの言葉が交わされる。